麻の葉」第18号
2018/03/31 (Sat) 22:38
麻布教育研究所通信「麻の葉」第18号
みなさま、ごぶさたしております。
本通信が最後の配信から2年以上が経ってしまいました。
たのしみにしていてくださった方々、ほんとうにすみませんでした。
この2年あまり、私にとっては毎日が目まぐるしい動きの日々だった
ように思います。
2016年5月に就任したOECD日本イノベーション教育ネットワークの
研究コーディネーター(東京大学大学院教育学研究科特任研究員)は
約2年お務めし、本月をもって退任しました。このプロジェクトでは、
私のこれまでの業務では少なかった高等学校の先生方とのお付き合いが
増えました。また、OECD E2030に関わるパリの会合に参加したこと、
高校の生徒さんや先生とエストニアの学校を訪問したこと、2017年8月
には国際フォーラム開催のお手伝いをしたこと等々、私の仕事の国際性
をさらに広げていただいたプロジェクトでもあります。関係された皆様
に、ここであらためて感謝申し上げたく思います。
https://innovativeschools.jp/
私がお手伝いしたPBLガイドラインも、つい先日お披露目できましたほか、
https://innovativeschools.jp/information/output/
秋田喜代美先生との共著論文も今年の紀要で掲載していただけました。
(こちらは近日中に大学のリポジトリに載るかと思います)
一方、ミャンマーのプロジェクトはこの間も継続してきました。昨年
の6月には、最初の成果である1年生の教科書が無事に発行・配布され
ました。
https://www.jica.go.jp/topics/2017/20170710_01.html
このほかエチオピアのプロジェクトは無事に終了しました。
名護市のアドバイザーは、昨年の春にいったん終了し、この1年間は
別の枠組みで名護および周辺地域(やんばる)の学校訪問を継続して
まいりました。そのなかでも、2つの校区で地域や保護者の方々に
聴いていただく講演会を開けたのは、また私にとって新しい成長でした。
新しいといえば、著作も新たに増えました。とくにご好評だった
『現場で役立つ教育の最新事情』(2012年・北樹出版)は、執筆陣は
さらに豪華になって、装いも中身も一新しまして、新しい本として誕生
しました(『教師と学生が知っておくべき教育動向』2017年・北樹出版)。
そんなこんなで走ってばかりの2016~2017年を過ごし、あっというまに
2018年を迎えました。私は、修士1年で初めて研究として学校訪問して
から20年が経ちました。これもあっというまで、いま数え直してみて
びっくりしているところです。
これまで以上にアウトプットを盛んにすること、そして新しいインプット
に挑戦していくこと、そういう年になればよいなと思います。
この4月で異動される方もいらっしゃることと思います。みなさまが
新天地でもご活躍されることを祈念しつつ、また久しぶりの再会や
新しい出会いにも期待しつつ、ごぶさたのお詫びと挨拶にいたします。
村瀬公胤
一般社団法人麻布教育研究所 所長
みなさま、ごぶさたしております。
本通信が最後の配信から2年以上が経ってしまいました。
たのしみにしていてくださった方々、ほんとうにすみませんでした。
この2年あまり、私にとっては毎日が目まぐるしい動きの日々だった
ように思います。
2016年5月に就任したOECD日本イノベーション教育ネットワークの
研究コーディネーター(東京大学大学院教育学研究科特任研究員)は
約2年お務めし、本月をもって退任しました。このプロジェクトでは、
私のこれまでの業務では少なかった高等学校の先生方とのお付き合いが
増えました。また、OECD E2030に関わるパリの会合に参加したこと、
高校の生徒さんや先生とエストニアの学校を訪問したこと、2017年8月
には国際フォーラム開催のお手伝いをしたこと等々、私の仕事の国際性
をさらに広げていただいたプロジェクトでもあります。関係された皆様
に、ここであらためて感謝申し上げたく思います。
https://innovativeschools.jp/
私がお手伝いしたPBLガイドラインも、つい先日お披露目できましたほか、
https://innovativeschools.jp/information/output/
秋田喜代美先生との共著論文も今年の紀要で掲載していただけました。
(こちらは近日中に大学のリポジトリに載るかと思います)
一方、ミャンマーのプロジェクトはこの間も継続してきました。昨年
の6月には、最初の成果である1年生の教科書が無事に発行・配布され
ました。
https://www.jica.go.jp/topics/2017/20170710_01.html
このほかエチオピアのプロジェクトは無事に終了しました。
名護市のアドバイザーは、昨年の春にいったん終了し、この1年間は
別の枠組みで名護および周辺地域(やんばる)の学校訪問を継続して
まいりました。そのなかでも、2つの校区で地域や保護者の方々に
聴いていただく講演会を開けたのは、また私にとって新しい成長でした。
新しいといえば、著作も新たに増えました。とくにご好評だった
『現場で役立つ教育の最新事情』(2012年・北樹出版)は、執筆陣は
さらに豪華になって、装いも中身も一新しまして、新しい本として誕生
しました(『教師と学生が知っておくべき教育動向』2017年・北樹出版)。
そんなこんなで走ってばかりの2016~2017年を過ごし、あっというまに
2018年を迎えました。私は、修士1年で初めて研究として学校訪問して
から20年が経ちました。これもあっというまで、いま数え直してみて
びっくりしているところです。
これまで以上にアウトプットを盛んにすること、そして新しいインプット
に挑戦していくこと、そういう年になればよいなと思います。
この4月で異動される方もいらっしゃることと思います。みなさまが
新天地でもご活躍されることを祈念しつつ、また久しぶりの再会や
新しい出会いにも期待しつつ、ごぶさたのお詫びと挨拶にいたします。
村瀬公胤
一般社団法人麻布教育研究所 所長