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「麻の葉」第10号

2013/04/14 (Sun) 11:30
麻布教育研究所通信「麻の葉」第10号

 みなさん、こんにちは。この4月から異動、転勤された方も
いらっしゃるかもしれません。新しい学校や新しい土地でいかが
おすごしでしょうか。

じつは私も、このたび沖縄に参りました。出張ではありません。
4月1日付けにて、名護市教育委員会学校教育課の嘱託で
「学校教育特任アドバイザー」に就任いたしました。
名護市内の小中学校および幼稚園の支援が主な仕事です。
ほんとうに急に決まったことで、私自身びっくりしました。
昨年3回にわたる名護市内の学校訪問、そして「教育の日」の
講演会を通して語ってきたことを、現実に移す立場になろう
としております。これまでもコンサルタントとして、学校の
先生方とともにあることは私の信条でありましたが、その
真価を問われているのだとも言えます。私はこの職責の重さと
やりがいの大きさに、震える気持ちです。

就任から2週間が過ぎました。早くもこの間に教員対象の講演
を1回、そのあと各学校での研修会や講話を4回行いました。
また、楽しかったのは、ある中学校の新任歓迎会に参加した
ことです。新年度、異動でいらした先生を歓迎する会ならば、
全国どこの学校、職場でもあると思いますが、沖縄のそれは
ちょっと大掛かりで愉快なものです。ホテルで部屋を借りて、
余興のプログラムまであったりして。「本土ではやらないです
か?」と訊かれましたが、そうした例はあまり見ないですよね。
ある意味、毎日が異文化体験です。

教育学研究者が市町村に雇われる、日本では稀な事例だと思い
ます。でも地方分権化の時代、これからきっと増えていくと
思います。そうであればこそ、私の責任もいっそう重いものに
なるでしょう。教育学研究者に、コンサルタントという新しい
キャリアパスを増やすという側面もあります。

さて一方、法人化した麻布教育研究所の仕事も継続します。
なので、個人としての私は、沖縄と東京(内地)を毎月1回
以上往復するような生活になります。名護市では嘱託として
いただいたおかげで、こうした勤務もできるようになり、
感謝しております。よりたくましい教育学者になりたいと
自分でも願っております。それこそが、名護市にも、また
各地の学校にも、コンサルタントとしてよりよいものを
提供できる基盤だと思うからです。

国際交流の事業も引き続き企画中ですが、少々変更がある
かと思います。8月中旬のインドネシアツアーは、私を含め
たスタッフの業務量の関係で、実行が難しくなってしまった
ことをご報告しなければいけません。多くの方々にご期待
されていたのに、もうしわけありません。

さて、今週はまたベトナムに来ております。少数民族の
地域で、どのように学校教育改革ができるのか、調査研究
になります。その一部は、9月のWALS(世界授業研究学会)
にて報告する予定のほか、同月にこのプロジェクトのほう
でも報告のシンポジウムを開催予定です。

一般社団法人麻布教育研究所

所長(代表理事) 村瀬公胤

http://azabu-edu.net/